2020/05/04

2020年の「舞台中止」と「エンタメ」の今後!?

全く、予想外の感染症による「公演中止」

日本だけでなく「世界で」です。

最初は短期間で何とかなるような空気でしたし、

例えば宝塚などはけっこう「やる気」でした。

しかし、帝劇の「SHOCK」の公演中止を皮切りに、次々に中止決定。

そういう意味では座長・堂本光一の決断は早かったですし、

1俳優というだけでなく演出家であり、ある意味プロデューサーでもあった、

ということがその決断を劇場側が重く

受け止めたことに繋がったでしょう。

 

さらに言えば、今年の「菊田一夫演劇大賞」の受賞も、これまでの20年間ばかりでなく、

まさに今年、中止とした決断も含めて、演劇界での存在感が増した、ということでも

あるのでしょう。

 

これは堂本光一が

演じるという立場だけにとどまらず、公演の責任者である、という自覚、

いや、常に全ての責任を負う覚悟があることの表れでもありますし、

演劇界からすれば、

自然と「エンタメ」の在り方にまで思いを巡らすようになった『座長』への

注目の高さ、または期待の大きさの表れではないか、と密かに思っています。

 

舞台の中止は関係者に多くの損失を与えていますし、

興行会社以上に個人のパフォーマーには痛手でしょう。

そうして「コロナ以降」の演劇界や社会がどう変わるのかを思えば、

今からできることを考えておかなければなりませんし、

エンタメ界の様々なルールにも整備が必要でしょう。

それは「補償」を求める以上に、今後必要になりますし、未来の演劇を考えれば、

いまこそ、根本的な問題の解決に乗り出す時かもしれません。

 

ただ、俳優も演出家もほとんどが個人事業主であって、まとまりにくいのも確かです。

どこかのプロダクションに所属すればいい、ということでもないでしょう。

 

それでも「演劇界」としての対策は必要ですし、「エンタメ」が滅びる!という前に

何ができるかを考えなければならないでしょう。

そんなときに、

とても気になるのは

やはり「堂本光一」という人です。

 

彼の「替え歌」”家のかたまり”は、なんと「笑い」に富んでいることか!!

歌詞ばかりでなく、その表現においても、

一見、笑いとは無関係のようで、笑ってしまう。

そういう「笑いを導く」のが「エンタメ」であり、人を「楽しませる」精神が

「エンタメ」の本質です。

ま、そのように「おもしろいこと」を見つけようとすることから、新たな「エンタメ」の

表現が始まるのかもしれません。

「SHOCK」の基本がお客さんを楽しませることだからこそ、

舞台は「進化」し続け、常に満員を続けてきたのです。

演者や演出家の自己満足ではなく、単純に「たのしんでもらいたい」

と思い、そのために努力を惜しまない精神が「SHOCK」の神髄だと思います。

 

そのような精神が、きっと「コロナ以後」の社会の新たな「エンタメ」の在り方を

見つけてくれるのではないか。

と期待しています。

 

おそらく来年もまだ影響はあるでしょうし、「密集」を避けたい、という

気持は残るでしょう。

そのときに、どうすればよいのか?

大きな課題です。

 

それに果敢にチャレンジする「堂本光一」の姿をいまから

思い浮かべています。

 

 

 

 

 

 

 

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